狭イ世界


脱ぎ捨てた靴 冷めた世界を 一人でこなす明け方
これが 今の僕の 最終防衛線だ

見てきた 目の前の景色は 徐々に影がでかくなっていって
どこからどこが 本物なのかを区別できる日はくるのか。

私があなたを思うと流れたその涙は やわらかくて あたたかくて
…ときに強い音に変わる
私が生み出してた 喜びや悲しみは 全て君に繋がっていたんだと 気が付いた

月明かり 冷えた夜に 瞬いた 白い光
僕は 君に見せたくなって 目を落とし カメラを構えた

光は 見えなくなってた 目をそらすと見失ったんだ
頭をよぎる あの日の出来事 いつかの君と同じだった。

狭イ世界デ 「モノ」ヲ語レ 君ダケノ世界デ 僕ダケノ世界ヲ…。

あなたを私が思うと流れたその涙は やわらかくて あたたかくて
…ときに強い音に変わる
私が生み出してた 喜びや悲しみは 全て君に繋がっていたんだと 気が付いた